「つくばチャレンジ」における公道実験について。立場のご説明とご協力のお願い

2017年6月19日 参加チームへの連絡

つくばチャレンジ2017参加登録チーム各位
cc:つくばチャレンジ実行委員会各位

油田@芝浦工業大学/つくばチャレンジ実行委員会です。

つくばチャレンジ2017に参加登録をいただき、ありがとうございました。
つくばチャレンジ2017は、つくばチャレンジ第2ステージの5年目(最終年)として計画しておりますが、先日13日まで参加の登録を受け付け、52チーム(64台)のお申込みをいただきました。 お申し込み頂いたチームと、計画中のロボットの仕様等は、既につくばチャレンジのHP
 http://www.tsukubachallenge.jp/tc2017/team-list
に掲載しせていただきました。

今後、7月8日の説明会・第1回実験走行から、11月5日の本走行まで、有意義な実験と技術開発ができるよう、進めていきたいと考えております。なにとぞよろしくお願いします。

 実験走行日の手順等、今後あらためてご連絡させていただきます。が、本メールでは、とりあえず、公の場におけるロボットの実験としてのつくばチャレンジの立場をご説明し、それへのご協力をお願いさせていただきます。

● 公道や公共の公園・広場でロボットを走行させる実験について。
 ロボットに道路等の公共の場所を走行させることに関しては、社会的には、道路交通法や道路運送車両法等の他にはとくにハッキリとしたな規則は定まってはいません。したがって、つくばチャレンジ実行委員会としても、決められた法律等に反しない限り、そして、市民や通行人を危険にさらしたり迷惑をかけない限り、実験者が自分の責任で行う実験は一律に禁止されるべきものではない、と考えています。
一方、「つくばチャレンジ」は、多くの研究者やロボット開発者が一同に会して行う共同実験ですので、各チームの考え方をある程度共通化しておく必要があります。それは、市民の理解を得てかつ信頼を受けつつ、トラブルを避けて効率よく実験を行うためにも必要です。
そこで、つくばチャレンジでは、ロボットの走行実験について、次の通りにとり扱うこととし、各参加チームにも、その条件の遵守をお願いしております。これについて、ご賛同、ご協力をおお願いします。

1.市民の安全の確保のため、ロボットの仕様等に関する遵守事項を定め、つくばチャレンジ参加のロボットはこれに従うこと。
2.走行実験においては、市民等の安全の管理のための要員を配置すること
3.ロボットを走行させる実験は、実験走行および本走行の日(決められた時間中)に限定すること。
4.つくばチャレンジでは、以上を前提として、つくば警察署にロボットのコースについて実験のための道路使用許可を申請すること
(注:ここでは、ロボットの走行実験の定義が問題となります。つくばチャレンジでは、ロボットの走行実験とは、ロボット(あるいは車両)を動力で走行させることとし、動力を用いず車両を手押しで動かすこと等は、対象外と考えることとします。)

 なお、原理的には、つくばチャレンジとは無関係ならば、誰であっても、上の条件外でロボットの走行実験を独自の責任で行うことは、つくばチャレンジ実行委員会として制限することはできない、と考えます。しかし、移動ロボットの走行実験は、社会から見ればつくばチャレンジの実験とは区別ができないので、少なくともつくばチャレンジ参加チームにおかれましては、つくばチャレンジの期間中やその前後に、課題コースやその周辺で、上記の条件に外れた実験を行うことは、遠慮していただくよう、お願いします。つくばチャレンジ参加チーム以外でも、もし、つくばチャレンジの機会に乗じてロボットの走行をさせようという方がいれば、それはご遠慮いただくようお願いする予定です。