安全の確保について

<注>こちらはつくばチャレンジ2016の内容です。今後随時更新の予定です。

 

 つくばチャレンジにおける走行実験は、地区の警察(つくば中央警察署)より道路使用許可を得て実施する、公道におけるロボットの走行実験です。道路使用については、当然ながら「安全にはとくに注意を払い、危険が発生しない状況を確保すること」が必要最低条件です。

 一方、つくばチャレンジは、ロボットの為の技術開発を目的とした実環境の中でのロボットの走行実験です。したがって、実環境の中で走行する為の技術が完全に確立していない技術で、ロボットの走行実験を行うところに特徴があります。しかし「技術開発」を目的としても、その開発のために市民を危険にさらしたり、市民に迷惑を掛けることは可能な限り避ける必要があります。市民や関係者の安全を確保し、また市民に迷惑をかけることが起こらないよう、さらに互いに効率よく実質的な技術開発ができるよう、参加チームには以下の点について、ご協力をお願いします。

 なおロボットの「自律走行」に限らず、「手動操作等による動力走行」をさせる場合もロボットの実験走行と考え、条件外のロボットによる実験や、指定された実験走行日以外に走行させることは避けて下さい。一方ロボットを用いない測定や、手動台車に載せての運搬等によるテストなど動力を用いない実験は、ロボットの走行実験とは考えませんので、実験走行の日以外でも行うことはできます。したがってこれらの実験は各チームの責任で、必要なら実験走行の日以外にも行ってください。但しこの場合も、他の通行人(歩行者・自転車等)の安全確保への配慮や迷惑にならないような注意は必要です。

 

【安全のための遵守事項と、走行に先立つ安全性チェック】

[1] ロボットの構成や機能について、安全のための遵守事項を定めています。つくばチャレンジに参加するロボットを開発・製作し、走行の実験を行うときはこの各条件を遵守事項に従ってください。

[2] 各実験走行日には、走行に先立ち他人の目で見てロボットの安全を確認する「安全性チェック」を行い、このチェックが済んだロボットのみがコースを走行できるものとします。なおこのチェックは、つくばチャレンジ実行委員会の委員が担当します。

 

【実験走行についての注意】

[3] ロボットの走行場所は、指定されたコースと探索エリア(道路使用許可範囲)内のみとし、それ以外の場所は走行しないよう管理をお願いします。

[4] ロボットが暴走したときの事故を防止するため、ロボットの走行時にはコース周辺の階段や段差、およびコース中のブリッジの欄干には近づかないよう制御し、これらから1m以上離れて走行してください。(1mより近づいてしまったときは原則として非常停止させてください。)
 また、課題コース中、建物の近くおよび建物の中では、ガラスの戸や扉からは、1m以上離れて走行させてください。なお、コース中には通過すべきガラスの自動扉がありますが、その部分のガラスには、クッション材を貼る事とします。

[5] 実験走行時には、実施環境や周辺住民に充分配慮し、通路を塞いだり騒音等を出すことがないようご配慮下さい。

 

【安全管理責任者】

[6] 安全の確保と実験時の責任を明確とするため、各ロボット毎に安全管理責任者(1名)と走行管理責任者(オペレータ1名)を定めて、実験走行日ごとにその氏名を届け出て下さい。

[7] 安全管理責任者は、「つくばチャレンジ実行委員会」からロボット走行実験における安全管理の役割を委任された方と見なされます。実験走行を行う時は、登録された安全管理責任者が必ず同行して下さい。

[8] 安全管理責任者は、ロボットのオペレータとは別に、担当するロボットの実験走行等の安全管理業務に専念する役割を負います。
  安全管理責任者は、ロボット走行時にはロボットに同行しつつ、ロボットの動作の監視を行うのではなく、周囲の歩行者や自転車等に安全のための注意を喚起して協力を要請する他、必要に応じてロボットのオペレータに注意を促す事が役割です。

[9] 安全管理責任者は、ロボットが走行中は実行委員会から貸与される安全ベストを着用して下さい。また、常時実行委員会事務局と相互に連絡可能な携帯電話を所有し緊密な連絡をお願いします。

 

【公道区間を走行させるための条件】

[10] つくばチャレンジ2016においては、ロボットは課題コースのうち、つくば市の遊歩道およびつくばセンター広場を走行する前に、大清水公園の区間で必要程度に安全に自律走行できることをチェックし、ここでの安全な自律走行が認められたロボットのみが、遊歩道およびつくばセンター広場の区間での走行実験をすることが出来ることとします。

[11] そのチェックのためにロボットを自律走行させることを確認走行と呼び、確認走行には 実行委員が随走し確認します。

 

【横断歩道の走行実験】

[12] 課題コースの中に横断歩道を渡る区間があります。ここの道路(車道)には自動車等が走行しているので、ここでの安全の確保、及び他の交通の妨げにならないことについては一回り注意が必要です。横断歩道を渡る際の手順と注意事項は別に定めるので、これに従ってください。

 

【事故等への対処】

[13] 実験走行日であっても、万一事故が起こった場合、委員会は責任を負うことはできません。実験走行・テストは参加チームの責任の下で行うことが原則です。

[14] 万一事故または問題が発生した場合には、速やかに実行委員会事務局へ連絡を行うと共にその指示に従っていただくようお願いいたします。

[15] 参加者同士の事故等による損害についての賠償請求は、お互いにこれを行わないことで予めご了解下さい。

[16] 現場の警察官等から何らかの指示がある場合には、その指示に従うと共に、速やかにその状況を事務局へ連絡をお願い致します。

 

【その他】

[17] 情報の錯綜による混乱を避けるために、「つくばチャレンジ2016」の公道に於ける実験に関しての問い合わせは実行委員会事務局に対して行うこととし、所轄警察署への個別の問い合わせ等はご遠慮頂くようお願いします。